クラウドファンディングってどういうもの?内容とその方法

「融資型」クラウドファンディングと「ふるさと納税型」

市場の多くを占める「投資型」のいろいろ

日本のクラウドファンディング市場は、2011年以降増加を続けていますが、その中で「融資型」は市場の大半を占め続けています。その仕組みとは、クラウドファンディング事業者が資産運用をする投資家から小口の資金を集め、資産調達を希望する企業に融資するシステムです。投資家はその利回りによる利益を金銭リターンとして受け取ります。事業者は金融商品取引法による法規制を受けます。投資家としては高利回りで利益を受け取れるが、融資先が見えないというデメリットがあります。
また、似たサービスで「不動産投資型」クラウドファンディングというのもあり、これは企業が調達した資金で不動産を購入し、それによって得た利益の一部を投資家がリターンとして受け取れるというものです。また、投資先の不動産の情報が明からかで投資の判断に役立ちます。不動産特定共同事業法の改正により、新規参入する事業者が増えると見込まれています。

様々なクラウドファンディング

「株式型」クラウドファンディングというのは、「融資型」とは別のものです。投資家はリターンとして非上場企業の未公開株を得ることが出来ます。日本では2015年に金融商品取引法が一部改正されたことで、2017年以降、サービスが開始されています。メリットとして投資家は、一定の条件下で税金の優遇措置を受けることが出来ます。
他に「ファンド型」というサービスもあり、これは特定の事業に対して投資家は匿名組合契約を結び出資し、売り上げに応じた分配金を金銭リターンとして受け取ります。その事業や企業の業績次第では元本割れのリスクもありますが、物やサービス、割引券なども受け取れることもあり、社会貢献性の要素もあります。
そのほかに「ふるさと納税型」があります。自治体がそれぞれの課題をプロジェクト化し、ふるさと納税によって寄付を募るもので、寄付金の控除を受けることが出来ます。