クラウドファンディングって何?

クラウドファンディングってどういうもの?内容とその方法

「購入型」「寄付型」の実例

最近、クラウドファンディングという言葉をしばしば聞くようになりました。2000年代に入り、アメリカで始まったクラウドファンディングは、クラウド(群衆)とファンディング(資金調達)の2語を組み合わせた造語で、いろいろなアイデアやプロジェクトを実現したい個人や団体が、それを応援したり賛同する不特定多数の人からインターネット経由で少額ずつの寄付や資金の協力を募り、実行することです。ソーシャルファンディングとも呼ばれることもあります。
クラウドファンディングには単に寄付する「寄付型」から物やサービスに交換する「購入型」など、プラットフォームのちがいやリターンの違いにより分類されています。他に「融資型」「投資型」「ふるさと納税型」などがあります。日本では、2011年から広まり、その年の東日本大震災の復興支援に関するプロジェクトが大きなきっかけにもなりました。新しい資金調達方法として注目を浴びるクラウドファンディングは、2014年、金融商品取引法の規制緩和が国会で可決成立したことから、2017年ごろから投資型クラウドファンディングが急激に増えたことにより一気に市場が広がります。しかし、「寄付型」の概念は実は古くからあり、1180年、源平の乱で焼失した東大寺と大仏の再建のために、僧の重源が全国各地の信者や有志から少額ずつ寄付を募ったのをはじまりに、寺院や仏像の修復などのために寄付を募る「勧進」が盛んになったという歴史もあります。